CONCEPT コンセプト

北海道産広葉樹エシカルインテリアプロジェクト ikumori 始動

私たち株式会社ニッシンイクスは、創業以来20年以上にわたり「快適な生活環境づくりに貢献する」という理念のもと、天然木を使ったフローリング材や壁材など、「自然」や「本物」にこだわった製品を数多く送り出してきました。
森林資源の持続的な利用と森林の多様性の維持に貢献することは、大切な森林資源を利用して製品を開発する私たちに課せられた責務です。
豊かな美しい森を次の世代に引き継ぐために、私たちにできることは何かと考え、注目したのが「広葉樹」です。

広葉樹は豊かな表情や質感、木目の美しさなどからインテリアとしても非常に人気が高い一方で、針葉樹に比べて国内自給率が低く、多くが海外からの輸入に依存している状況です。国内のものを使用する場合は、自然更新した広葉樹に頼るしかなく、資源の持続性は大きな課題となっていました。

こうした背景を踏まえてたどり着いたのが、製品を作るために使用した原木の量に見合う苗木を植樹するエシカルインテリア「ikumori」プロジェクトです。

国内では希少な広葉樹の森づくりに挑戦。木材利用のために伐採した跡地に植林をしつつ、次世代が使うことのできる森林もつくっていく森林資源の持続可能性や森の多様性維持に力を注ぐとともに、インテリア素材を選ぶ際のエシカルな選択肢を提案します。

プロジェクト発の最初の製品は、北海道産広葉樹としてなじみの深いナラ、ニレ、センの3種を使用した天然木フローリングと、内装用パネル材。長い成長の過程で生じる様々な「キャラクターマーク」を自然がもたらす意匠として敢えて活かし、限られた資源の利用率を上げていきます。

育て、使い、再び植え育てる。

Ikumoriプロジェクトは「森からいただいた広葉樹を、いただいた量だけ森にお返しする」商品づくりを通して、森の循環に貢献します。

FLOW フロー

希少で商品価値が高い
広葉樹として伐採
広葉樹独特の
意匠性ある商品づくり
ご購入を通じて
プロジェクトに参加
商品化した量に見合う
広葉樹の植林
国内では希少な
広葉樹の造林に挑戦
現状は自然更新した
広葉樹を利用

TOPIC 注目トピック

2024.10.18

【ikumoriプロジェクト】第5回植樹祭を開催しました!

2021 年「森からいただいた広葉樹をいただいた量だけ森にお返し」することを掲げ、空知単板工業様と共にスタートした「ikumori プロジェクト」はお陰様で第4期目を迎えました。
ikumoriでは、床材や壁材に北海道産広葉樹を使用し、その製品をつくるために使用した原木量の苗木を、再び北海道の地に植樹しています。

2024年10月5日(土)、ikumoriプロジェクト第5回植樹祭を開催しました。前日の午後から植樹祭当日の明け方まで雨が降り、一時は植樹祭の開催が危ぶまれましたが、なんとか無事行うことができました。快晴で北海道の大自然を感じられる爽やかな天気となりました。今までは平らな土地に植樹を行っていましたが、今回の植樹地は山の斜面にあり、より自然そのものを感じることができました。

斜面中腹の一部平らな場所に植樹します。
斜面を登ったこの場所が今回の植樹地です。

今回植樹したのは、ikumori製品に使用している樹種ナラ・ニレ・センの3種類です。今回の植樹で、昨期販売量分に見合う量の苗木を植え終わり、森からいただいた量をいただいた量だけ森へお返しした形となりました。

ニレの苗木
センの苗木

植樹祭には事前にお客様にお声がけをし、ikumori製品をご採用いただいた企業様やご興味のある企業様で、北海道内外から6社13名の方にご参加いただきました。ご参加いただいたインテリアコーディネーターの方からは、「国産材の植樹や管理の様子を実際に体験し見る事で、改めて、ひとつひとつ大切に家具や表面材の提案をしていこうと思った」とお言葉をいただきました。

斜面にも植樹していきます。
木の杭があるところを目印に穴を掘っていきます。

2年前にikumoriプロジェクトで植えた苗木も、すくすくと成長していました。ある程度成長した苗木は、周りの草を刈らない方が害獣に芽を食べられたりなどの被害を防ぐことができるので、現在は周りに草が生い茂っています。これから北海道の長く厳しい冬を迎え、雪の重みに耐えながら春を待ちます。次の春まで元気に育ってくれることを祈るばかりです。

2年前に植樹した苗木
前回までの植樹地。現在の様子。

わたしたちは今後も植樹活動を続け、次世代が使うことのできる森林づくりを通して、資源の持続可能性や生物多様性維持に力を注ぐとともに、インテリア素材を選ぶ際のエシカルな選択肢を提案していきます。
また、ikumoriプロジェクトに賛同いただける方を増やし、活動の輪をさらに広げていきます。

【商品を詳しく見る】
■ナラ フローリングはこちら  /  パネリング(壁材)はこちら
■ニレ フローリングはこちら  /  パネリング(壁材)はこちら
■セン フローリングはこちら  /  パネリング(壁材)はこちら

【全てのお知らせを見る】

北海道の広葉樹の個性をいかしたikumoriブランド限定のフローリング、パネリング(壁材)です。ご購入いただくと、製品に使用された木材量に見合う本数の広葉樹を北海道で樹林いたします。

ナラ

いわゆるどんぐりの木。多くの生き物を育むことからヨーロッパでは「森の王様」と言われる。虎斑とよばれる虎の背に似た模様が人気で経年変化も楽しい。

ニレ

真っ直ぐな木目が美しいニレ。別名、アカダモ、オヒョウニレとよばれる2種類のニレを使用。リズム感のある木目が特徴。

セン

鋭いトゲがあり、質感が桐に似ていることからハリギリとも呼ばれる。柔らかさと丈夫さを兼ね備え、明るいクリーム色の木目が美しい。

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