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2021.11.22

「森からいただいた広葉樹を、いただいた量だけ森にお返しする」 植樹活動スタート

南北を豊かな山並みに挟まれた北海道・赤平市。この町で単板や合板を作り続けている木材のプロフェッショナル「空知単板工業株式会社」はikumoriプロジェクトのパートナー。北海道産広葉樹を使った製品の共同開発や、植樹、育林などを担っています。

2021年10月29日、空知単板工業株式会社提供の私有林の一部を活用し、ikumoriプロジェクトの第一回植樹祭が開催されました。

植樹祭には空知総合振興局や、なかそらち森林組合の皆さまなど20名以上が参加。この日の天気は曇り。前日に雨が降ったため、足元には湿り気があったものの植樹には適した天候。日照りだと植樹の際に水分が必要になってしまうため、実は雨上がりの曇り空は好条件なのです。湿り気がある土は苗木を入れる植穴も掘りやすく、作業もスムーズです。

今回植樹したのは、ナラ、ニレなどの広葉樹。なかそらち森林組合の皆さまからの指導を受けながら約1時間かけて30本を植樹しました。後日、プロの手によって250本追加する予定となっており、約1,000㎡の敷地内には、合計280本の広葉樹が植樹されます。ikumoriプロジェクトのフローリングの場合、約11畳分のフローリングを作るのに1本の成木が必要なため、植えた苗木の20%が成木になるとすると、この植樹は単純計算で約600畳分以上に相当します。
今後は、今回植えた樹々の成長を皆様にも定期的にお伝えしていきます。また、ikumoriプロジェクトを通し、森がもたらすさまざまな恵み、たとえば木材という素材や多様な生き物を育む環境、水や土を蓄える力、文化的・歴史的価値のある景観など、その大切さを広く伝えることで森林資源や環境に対する意識の種も撒いていきます。

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■ナラ フローリングはこちら  /  パネリング(壁材)はこちら
■ニレ フローリングはこちら  /  パネリング(壁材)はこちら
■セン フローリングはこちら  /  パネリング(壁材)はこちら

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