2023年4月20日北海道空知地方にあるikumoriプロジェクトの植樹地を訪れました。今年は全国的に桜の開花をはじめとした春の足取りが早く、現地でもいつもより早めの雪解けとのことです。街中はもちろんのこと、植樹地近辺も標高のある場所以外はすっかり雪が消え、あちらこちらで春の息吹が見受けられました。落葉樹も早いものは若葉が芽吹いています。
この日は、今シーズン何度かに分けて行う計画の植樹に向けて、植える場所の位置決めを行ったり、これまで植えた苗たちの状態確認を行うためにチームikumoriが集合しました。 まずは5月に予定している今シーズン最初の植樹場所を確定させて地拵え（じごしらえ）が行われました。
一方、これまで植えた苗の状態ですが・・・^^;。
去年の春に比べて、積雪による影響と思われるダメージが多く見られます。空知地方では、この冬の降雪量は平年を少し下回ったようですが、降り方と雪質が少し違っていたとの声もお聞きしました。
ダメージと言えば、ウサギなどによるものとみられる食害も・・・。脇芽が残って生き延びてくれればよいのですが。また、積雪期にも足跡が多くみられたシカも、相変わらずよく出入りしているようで、新しい糞がありました。センの芽などは、人が食べてもおいしいので心配です。
倒れた苗木の「 木起 （きおこし）」を少しずつ進めます。食害に関しては、今のところ深刻な割合と状態ではないように見えますが、何らかの対策が必要になりそうです。森林組合の方とも相談しながら、こちらも少しずつ取り組んでいければと思います。
今シーズンもikumoriプロジェクトをよろしくお願いいたします！
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